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平成26年度、佐賀県立名護屋城博物館では、当時の名護屋城周辺の様子をVR・AR技術を使い再現する「バーチャル名護屋城事業」に取り組んでいます。このプロジェクトでは、制作の過程等で生成された航空測量データをオープンデータとして公開することが計画されており、9月には、その利活用を考えるイベント「名護屋城アイディアソン」を開催しました。

今回は、オープンデータ活用イベントの第2弾として、参加者が名護屋城周辺の主要箇所を散策しながら取材し、地図版のWikipediaと呼ばれるオープン・ストリート・マップ(OSM)上に地域の情報を記載していくイベント「肥前名護屋城マッピングパーティ」の開催します。同時に、バーチャル名護屋事業をお披露目する機会として、まちあるきの際にタブレットを使いながら当時の様子(城や城下町のCG)を体感していただきます。

  • 期日 / 2015年3月8日(日)12:30受付  13:00~17:00
  • 会場 / 佐賀県立名護屋城博物館及び周辺エリア(佐賀県唐津市鎮西町名護屋1931−3)
  • 主催 / 佐賀県立名護屋城博物館
  • 共催 / Code for Saga  協賛 / Code for Japan
  • 参加について / 参加費は無料、定員30名程度

参加申し込みフォーム
http://goo.gl/forms/JvTAyOAwhV

タイムテーブル——————–

13:00 ごあいさつ (佐賀県最高情報総括官:森本登志男)

13:05 オリエンテーション 〜当日の進め方、概要説明

13:10 講演「みんなで作る地図、オープン・ストリート・マップ(仮)」
飯田哲さん(オープン・ストリート・マップ・ファウンデーション・ジャパン)

13:45 バーチャル名護屋城事業について 〜アプリ、VR映像、測量データの説明
松尾法博さん(名護屋城博物館学芸員)

14:00〜15:30
・散策コースを歩き、スポットの取材、写真撮影、緯度経度情報取得などの作業

15:30〜17:00(佐賀県立名護屋城博物館 図書閲覧室)
・OSMにマッピング作業、マッピング完了後、成果共有のプレゼンテーション

17:00 閉会(佐賀県立名護屋城博物館長 北川正博)

 飯田哲さんのプロフィール 

一般財団法人 日本情報経済社会推進協会(JIPDEC) 主任部員
OpenStreetMap Foundation Japan 副理事

千葉県出身、法政大学社会学部社会学科卒。2010年よりOpenStreetMap編集者として活動。現在はOpenStreetMap Foundation Japan副理事として、日本地域におけるOSMの普及に尽力。主に、データ構造整備と大規模編集調整、ライセンス ドキュメンテーションの整備、海外との調整に注力している。 また、2014年6月よりJIPDECに所属。日本におけるOpen Dataの推進を目的に、Open Dataの利用普及・啓蒙に携わっている。

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事務局:株式会社ローカルメディアラボ
担当/牛島、秋山
電話/0952-97-9605 email/info@lm-labs.com