コードフォーサガでは、5月27日(金)、第7回井戸端会議を開催しました。公式なイベントはインターナショナルオープンデータデイ以来ということもあり、どのくらいの方に参加いただけるか心配しましたが、蓋を開けてみたら15人程が参加、2016年度の活動について、“ゆるく”かつしっかりとディスカッションしました。

お酒なしで真面目にディスカッション
お酒なしで真面目にディスカッション

今回は、初参加の方2名、公務員からITコンサルへの転身をされる方や、福岡在住の方、お隣Code for Kurumeの方など、いつもにもまして多彩なメンバーで、改めて簡単に日頃の活動をそれぞれご紹介いただくところからスタート。その後は、熊本大分地震のあとのシビックテック活動などについて、それぞれの立場から話をしていただきました。

また、今年も地域拠点として活動をすることになった、アーバンデータチャレンジ2016の進め方についても議論しました。2016年は、佐賀大学とCode for Sagaの共同での活動を模索すること、データが使えると何に役立つのか、という根本的な部分を考えることで、オープンデータ活用を意識していくこと、などを話し合いました。

次に、シビックテック活動をする人たちの、緩やかな広域連携として、Code for Kyushuを立ち上げていこうという話題で盛り上がりました。今回の震災で、車中泊をされている方々のアンケート調査の集計作業を、熊本の知人の呼びかけに応じ、久留米、福岡、佐賀で手伝った人がいた事、佐賀で開催したマッピングマーティに参加した方が、自分の会社の有志を募ってクライシスマッピングを手伝ったことなどもあり、緩やかな繋がりの場を作っておくことで、いざというときに力を発揮できる、というような話しも出ました。

まずは、キックオフとして、シビックテックフォーラムのスピンオフイベントを九州で開催できないか、ということで実現に向け企画を進めることになりました。

後半では、コアメンバーでもある、佐賀大学の堀先生から、「データを見える化する」というテーマで、データビジュアライゼーションツール「E2D3」についてご紹介いただきました。堀先生からは、「こういったツールを使うことで、オープンデータ活用の意義を皆で共有することができる」という提案があり、2016年度のCode for Sagaの大きなテーマとして掲げていくことにしました。

お酒が入っても真面目にディスカッション
お酒が入っても真面目にディスカッション

久しぶりの開催でしたが、Code for Sagaらしく、ゆるくまじめにオープンデータ活用や、シビックテック活動についての有意義なディスカッションができました。後半は、いつも通り缶ビールが並び、飲み足りない話し足りない面々は、金曜の佐賀の街に繰り出していきました。