3月5日、世界中で一斉に行われたオープンデータのイベント「International Opendata Day 2016」。佐賀会場は、1月にオープンしたばかりの小城市の施設、ゆめぷらっと小城で開催、地元小城市だけでなく、東京や福岡から約50人が参加しました。


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2014年の佐賀市、2015年の有田町での開催は、それぞれアイディアソンを行いましたが、今年は、まちあるき+マッピングパーティを実施。オープンストリートマップとuMapを使い、小城市の交通安全マップを作りました。

午前の部では、小城市主催で「観光まちあるき」が開かれました。羊羹の消費量が全国一と言われる小京都小城、古い町並みをあるき寺社等をたずねる途中では、老舗の菓子店などに立ち寄り試食も楽しみました。

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午後の部は、インプットセミナーからスタート。オープンデータやシビックテックについてCode for Sagaから説明した後、小城市の江里口市長から歓迎のご挨拶をいただき、RESASコンテストで社長賞を受賞された基山町の上田昭弘さん、朝日新聞編集委員の曽我豪さんから、オープンデータ活用の価値や方向性についてお話いただきました。続いて、地元小城警察署の浦交通課長から、交通事故、交通安全に関する情報提供をいただいた後、参加者は7班に分かれ、それぞれオープンストリートマップの白地図を持って、小城市立桜岡小学校校区を中心に、通学路点検、取材のまちあるきを行いました。

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70分ほどのまちあるきの後、取材した情報を会場にもちより、Code for Sagaのメンバーを中心に、オープンストリートマップ班、uMap班に分かれて、デジタル地図上への情報の反映を行いました。地図が完成すると、今回作成した地図を見ながら、取り組みの総括を行い、参加者のみなさんからコメントをもらいました。

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小城市交通安全マップ uMap

↑オープンデータデイで作成した小城市交通安全マップ

地元のみなさんからは、地図が充実したことへの喜びの声がよせられると同時に、地図だけでなく他のシビックテック系ワークショップもやってみたいとの意見もありました。

今後もCode for Sagaでは、佐賀県内の色々な地域で、地域のみなさんと一緒にテクノロジーを活用した街の活性化に取り組んでいきます。

今回のオープンデータデータデイ開催は、佐賀県、小城市にご共催いただきました。関係の皆さま、まちあるきの際にお世話になった皆さま、素敵な会場をご提供いただいたゆめぷらっと小城さまに厚く御礼申し上げます。

Code for Saga 牛島 清豪