3月2日、世界中で開催されたインターナショナルオープンデータデイ2019に合わせ、Code for Sagaでは、サガ麺データソンを行いました。
佐賀には美味しい麺がたくさんあります。滋味哀愁系と呼ばれる、あっさりした味わいながら旨味がしっかりある佐賀ラーメン、長崎とは違う野菜ベースで素朴なちゃんぽんをはじめ、そば街道と呼ばれる三瀬の蕎麦から、柔らかさが特徴のうどん、オリジナリティ溢れる大町町のたろめんなど、様々な“麺”がひしめき合う地域です。今回は佐賀ラーメンに焦点をあて、現存する佐賀ラーメンをデータとして後世に残そうという想いで、今回データ収集を行いました。
まずは、オープンデータの今と、どのように活用していくか等、オープンデータについて学びました。今回はラーメンを食べにいくだけではなく、オープンデータ化を行うのが目的だと、イベントの主旨をみんなで再確認しました。
続いて、Code for Sagaの遠田浩太さんから九州ラーメンを中心に麺文化の歴史を学びました。
九州ラーメンは南京千両の中華そばにルーツあり、当時は濁りのない豚骨ラーメンだったのを、煮込みすぎて今の豚骨ラーメンとなったという説など、興味深いお話ばかりでした。
そしてチーム分けを行い、調査に向かいました。
今回の調査では屋号、値段、住所、具材、スープの種類などをデータとして記録し、30を超えるデータを集めました。
懐かしのラーメン店がぽつりぽつりとなくなっていく中、2019年の3月2日に確かに存在したんだと、記録として残せたことに大きな意味があるのではないかと感じました。
今回集めたデータはCode for Saga内で公開予定です。みなさんもぜひ足を運んでみてください。