1月27日、28日の2日間、内閣官房国土強靭化推進室の主催で「国土強靭化ワークショップ in 佐賀」が開催され、 Code for Sagaでは、地域リーダーとして企画運営のお手伝いをしたほか、多くのメンバーがワークショップに参加しました。

1日目は、深谷レジリエンス研究所 深谷純子氏に「折れない心に必要な人とのつながり方」や「心の応急処置 サイコロジカル・ファースト・エイド」について話題提供いただきました。
その後のワークでは、災害時や、警報発令時を想定した場面で、自分ならどのように対処するのか、何を見て、何を聞いて、何とつなげるのか意見交換を行いました。
今回は各班にビジュアルファシリテーターが1人付き、参加者の意見を見える化するお手伝いをしていただきました。出て来た意見、情報が見える化されることで、関係性を俯瞰して確認でき、新たな発見ができたといった声もありました。

2日目は、牛島代表のファシリテーションのもと「ICT×防災」をテーマにICTの可能性を探りました。ワークショップに先立って、国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの庄司昌彦先生に「震災におけるITの活用」や「オープンデータの広まりと応用」について話題提供いただきました。

ワークは、「レジリエンス × ICT・データの可能性を考えよう」をテーマに、まずペアブレストでアイデア抽出を行い、付箋に書き出したアイデアから5つのテーマを抽出しました。その後、チームビルディングを行い各班でブラッシュアップ。

途中、中間報告を挟み、発表資料の作成に。
2日目もビジュアルファシリテーターの皆さんにご協力いただきました。

最後は、ビジュアルファシリテーターの方々に作成いただいた発表ポスター使い、ICT・データの可能性について発表いただきました。各班、人工知能(AI)やドローン、顔認証など話題の技術を織り交ぜた熱い想いを持ったアイデアばかりでした。

今回は、被災経験のある方、防災士として日頃から援助されている方、IT関係の方など幅広い分野の方々が集まり、お互いの知識、考えを出し合って防災について考えるいい機会になったのではないでしょうか。

今回のワークショップは、内閣官房国土強靱化推進室の主催で、 Code for Sagaは2日目に地域リーダーとして運営のお手伝いをさせていただきました。
ご参加いただいたみなさま、2日間ありがとうございました。